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論文掲載のお知らせ 2026年7月18日

現在、英国のUniversity College London(UCL)に留学中の、当教室の江頭 玲子先生を筆頭著者とする研究論文が、欧州放射線学会の学術誌『European Radiology』に掲載されました。

 

論文タイトルは、

 

“A CT-based score for predicting histopathological usual interstitial pneumonia features and predicting disease progression in smokers with fibrotic idiopathic interstitial pneumonia”

 

です。

 

喫煙歴のある線維性特発性間質性肺炎では、肺気腫や喫煙に関連する線維化が混在するため、CTから病理学的なUIP(通常型間質性肺炎)の特徴を見極めることが難しい場合があります。

 

本研究では、胸部CTにおける次の3所見に着目しました。

 

U:上葉胸膜直下の不整な線状影

I:(下葉)胸膜表面の凹凸不整

P:肺底部胸膜直下の網状影

 

それぞれを1点として合計する、シンプルな「U-I-Pスコア」を考案しました。

 

全国多施設コホート242例と検証コホート126例、合計368例を解析した結果、U-I-Pスコアは病理学的UIP所見を高い精度で予測し、さらにIP関連死亡,1年後・2年後の病状進行とも関連することが示されました。

 

CT所見が典型的でない症例や、生検を行うことが難しい症例においても、病態や将来の進行リスクを評価するための、簡便で実用的な画像バイオマーカーとなることが期待されます。

 

江頭先生、論文掲載おめでとうございます!

英国での研究活動を含め、今後ますますのご活躍を期待しています。

 

掲載誌:European Radiology

 

DOI:10.1007/s00330-026-12741-y

© Department of Radiology, Faculty of Medicine, Saga University